細川侯五代逸話集
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5本書は現代語訳だけでも十分楽しめるが、第一章を読了した読者が解題、原文へと読み進め、さらには原文と現代語訳とを付き合わせていくことで、気が付けば、自力で歴史資料に取り組み、そこから様々な発見をする段階に至ることになろう。その歴史研究の旅へ読者を誘うのも本書の一つの狙いである。それでは早速「随聞録」の世界に招待しよう。大島明秀 

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